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インタビュー地域事務局

働くことがカッコいい社会へ 笑顔で喜んで働ける会社づくりを応援

株式会社GOOD INNOVATION

代表取締役 脇坂 拓さん

名古屋市に本社がある株式会社GOOD INNOVATIONは社員研修や人材育成、組織開発を行う会社。「縁ある人を幸せにする企業づくり」を掲げ、企業の課題に合わせたセミオーダー型のプログラムで、中小企業を中心に人材育成のサポートをしています。

名古屋事務局代表となる株式会社GOOD INNOVATIONの脇坂拓さんに、どんな想いのもと、どんなコミュニティを目指されているのか、お話をお伺いしました。

 

──GOOD INNOVATION さんのお仕事内容について教えていただけますでしょうか。

主な事業内容は、企業に出向いて社員教育を行うことです。新入社員が定着するような研修もしていますが、主に行っているのは管理職や先輩社員の教育。

管理職の人も困っているんです。この見通しが立たない世の中で、自分が教わったやり方、これまでの考え方が通用しないから。だから「どんなマネジメントがいいか?」を一緒に考えて、実践してもらうような、自分に合ったリーダーシップやマネジメントを理論と実践でつくっていくオーダーメイドの研修をやっています。

──「縁ある人を幸せにする」というのは、具体的にどういうことでしょうか?

例えば、年末に実家に帰った人が親に「仕事どう?」と聞かれて「めっちゃ楽しい!」と答えたら親は安心する、家庭で「仕事楽しいわ~」と話していたら子どもは早く大人になって働きたいって思う、そして仕事に誇りを持っている人のサービスの質は高いので、サービスを受けるお客さまも幸せになる。幸せの輪が広がるイメージです。

 

「社員が働くことが幸せだと思えること」が目的なので、研修も受けた人が「わかりやすくて楽しい」と思えることを大事にしています。 研修に参加した人が「楽しい!面白い!成長したい!もっとお客様に喜んでほしい!」というポジティブな気持ちになる、これだけで十分なんですよ。なぜなら成長意欲が生まれているから。参加してもらって、自分たちで考えて、行動して、変化が生まれる。そこに楽しさを感じられたら、また自分で考えて、主体的に行動するようになる。

──スキルやテクニックではないということですね。

そうなんです。僕が教えるのはスキルやテクニックというより、マインド。スキルは前向きになったら、自分で本を読んだりセミナーに参加したり、自ずから学びます。だから僕が一番大事にしているのは姿勢を前向きにさせること。そして自分の仕事や会社に愛着や誇りを持てるようにすることです。

神崎さんに広報の事例として教えてもらう中小企業さんにも通じるところがありますよね。広報の力で自社の良いところを再発見して、愛着や誇りを持つ。僕はそれを教育でやる。

──価値観や考えのベースの近さは以前から感じていましたね。

神崎さんとの出会いはおそらく10年前くらい。当時運営していた学生支援のNPOとして「大阪を変える100人会議」に何度か参加し、そこからのお付き合いですよね。

それ以降も定期的に会って、缶ビール片手に色んな事を話して「価値観が近いな、何か一緒にコラボできないかな」と思いながらも神崎さんのやっている広報と、僕の教育をどう繋げたらいいかわからなくって。

──そんな中「地域のコミュニティを作りたいんだけど」という相談をしたら…

「名古屋でそのコミュニティ作りましょう!」って、即返事しましたね。でも、声をかけてもらう前から、仕事の中で常々思っていたんです。良い中小企業さん、いっぱいあるけど学生はそのことを知らなくて、「採用」という面でそこにハードルがあるなと。

学生さんも最近は企業の規模ではなく、社会やお客様にどう喜んでもらうか「社会性」や、自分がその会社に入ったらどう成長できるかという「自己成長」や働く人たちとの「関係性」を重視する傾向があります。だけど、それを知る場がない。だから広報の力を使って、お互いが知り合える場を作りたいと思っていたのが、名古屋の地域コミュニティをつくりたいと思った背景にあります。

──名古屋でコミュニティを作るために今、どんな動きがあるのか教えていただけますか。

中小企業をサポートするメンバーを集めています。メンバーとしては経営全般のコンサルティング、企業のプレゼンづくり、インタビュー、IT、システムが専門の人、女性の働き方支援、外国人労働者や障がい者の支援、ランチェスターの先生などなど。皆さんの専門性を活かして、中小企業をサポートしていくようにしたいですね。

ある程度固まってきたらメンバーが尾張でとか、名古屋で2つ目とか、別コミュニティを立ち上げても良いと思っていて。メンバー内で「これについてなら、この人が良いよ」と紹介しあえる関係性を作りたいです。

 

──広報のセミナー開催を通して、広報に対しての考え方とか変わりましたか?

もともと「広報」ってCMとか看板とか、大企業がやるイメージが強かったんですが、セミナーを聞いて中小企業でもできるんだ、と心理的ハードルが下がりましたね。

中小企業の中には魅力ある会社がたくさんある。でも、自分たちではその魅力に気づいていない。だから4月からスタート予定のコミュニティの定例会では、会員さんに自社プレゼンをしてもらったり、会社訪問をしたりして、会員さん同士で良いところを見つけて伝え合う、そしたら自分の魅力に気づける。そんなことができたらと思っています。

──自分たちの会社の誇りが持てたり、モチベーションが上がりますよね。若者支援の面で今後したいことはありますか?

2つ個人的にやりたいなと考えていることがあって、1つは大学と中小企業が出会える場づくり。大学と連携して、コミュニティに参加している人や、中小企業と学生が出会えるプラットフォームができたらと考えています。それは採用目的ではなくて、中小企業が今の学生を知る、学生も今の企業を、特に中小企業を知ることができる、そんな場にできたらなと。

もう1つは小中学生に「働くこと」について知ってもらう活動。未来ある子どもたちが「働くって楽しそう」そう思える場も創っていきたいと考えています。

 

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