2020年9月からスタートしたコミュニティ型広報勉強会「みんなで広報会議」では、毎回様々なテーマで事例共有を行っています。
61回目となる9月9日の発表者は、採用に困っている中小企業を「レンアイ型®採用」でサポートしている沖縄の採用コンサルティング会社のファンシップの小宮さん。
「レンアイ型®採用」とは、企業と人材がお互いに「好きになる(相思相愛)」関係性を築くことを目指して、多くの人に漠然と伝えるのではなく、自社の理念に共感する「たった1人」に響くような情報発信を行う採用の考え方です。
最初は、「相手が人」「他人に任せることではない」という恋愛と採用の共通点、「急募」「即戦力募集」「入社してくれたら3万円」などの求人広告のあるあるワード、会社見学や面接応募は、恋愛だと付き合う前の初デートなど採用と恋愛を対比したフローなどをもとに、「レンアイ型®採用」について説明。
その後は、「求職者がいないから応募がない」「採用予算をかけられない中小企業は採用ができない」などの中小企業の経営者の考えが思い込みであること。給料や休みについて、実際にヒアリングした5人の考えがバラバラであることから、多くの人に漠然と伝えるのではなく、自社の理念に共感する「たった1人」に響くような情報発信を行うことの必要性を、実際の事例をもとに解説いただきました。
みんなで広報会議では、専門家や各社の経験を共有することで、自社だけで試行錯誤するよりも、早く経験値を積み上げることを目指しています。またメンバーの取り組みを聞くことで、単発の広報セミナーでは難しい、相談しあえる関係性もつくることができ、「互いに情報をシェアしあう」「商品の協働開発」「販売協力」など、様々な協働が生まれています。
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